幅広い買取品目
美術品・骨董品の売買は需要と供給のバランスによって成立します。
制作年代、作者の知名度、技法、寸法、次第(付帯条件)、状態を基準に評価を定めます。
日本古美術
弊店が最も得意とする分野です。中でも桃山~江戸時代における唐津焼、伊万里焼、鍋島焼等を始めとした「九州古陶磁」には絶対の自信を持っており、品質の高い作品は高価買取をお約束させて頂きます。
中国古美術
中国経済の成長から特に注目されている分野です。希少性の高い作品は高騰が続いており、青銅器、唐三彩、宋磁、青磁、官窯作品、堆朱、堆黒、仏像、書画等は高額取引の対象となります。
朝鮮古美術
高麗時代の美しい翠色を呈した青磁、朝鮮時代の粉青沙器、神聖と簡素を旨とする清浄無垢な白磁には根強い人気があり、バンダチ等の李朝家具も需要が高いです。
茶道具
茶事や茶会で使用される本格的な茶道具から、四季を通じたお稽古で使用される茶道具まで幅広くあります。古い茶道具は来歴(伝わってきた由来)、新しい茶道具は作者が重要視され、御家元の書付は付加価値となります。
煎茶道具
急須、涼炉、煎茶碗、茶托、湯沸し、茶心壷、茶合等があります。海外からの需要も高い為、古い煎茶道具だけでなく、新しい煎茶道具も買取価格に期待できます。特に「唐物」と称される舶来品は高額取引の対象となります。
近代工芸
明治時代以降に作者の名を冠して制作された美術工芸品です。底部やその周辺にサインが入った物が多く、基本的に共箱(作者が署名捺印した箱)や識箱(親族や鑑定機関の箱書きがある箱)が必要です。作者が重要視されます。
絵画
時代や作者が重要視され、技法、寸法、状態等により評価が定められます。1点物である油彩や水彩は需要が高く、作者によって、リトグラフ(石版画)でも大きな価値を有する作品が多数あります。著名作家は公的な鑑定機関が発行した鑑定書が必要となるケースもありますが、全てご対応させて頂きます。
掛軸
時代や作者が重要視され、元箱(時代箱)や共箱(作者が署名捺印した箱)の有無も評価に大きく関わってきます。内容や種類によっては歴史的資料として見出される作品もあります。近年は中国書画の高騰が続いております。
酒器
特に人気のある分野です。弊店におきまして、需要が高い為、安定した買取が期待できます。古唐津や李朝等の古陶磁、著名作家においては高額取引の対象となる作品もあります。
懐石道具
弊店が得意とする分野の一つです。ご趣味で蒐集のお茶人様、多数の割烹料理店様への販路が構築できておりますので、安定した買取が期待できます。
蒔絵
蒔絵とは漆器の表面に漆で絵文様等を描き、乾かない間に金銀粉を蒔いては研ぎを繰り返して器面に定着させる漆芸技法です。各時代の上層階級における需要に応えてきた為、品質の高い作品は高額取引が期待できます。
金工
金工とは金属を加工して細工した美術工芸です。廃藩置県により武家社会が終焉を迎えると、お抱えで従事していた職人達はそれぞれに新しい時代を切り開き、「超絶技巧」と称される高度な技術を展開しました。海外からの需要も高い為、高額取引の対象となります。
西洋美術
マイセン、リヤドロ、デルフト、ロイヤルコペンハーゲン、エルメス、バカラ、ルネ・ラリック、エミール・ガレ、ドーム等があり、欧州で発展した華やかな美術品です。サインによりブランドや制作年代を判断でき、人気のシリーズは高額取引の対象となります。
文房具
書家や文人に珍重される分野です。硯、墨、紙、筆は「文房四宝」と称され、賞翫の対象とされます。特に「唐物」と称される舶来品は高額取引の対象となります。
仏教美術
仏画、仏像、経筒、密教法具等、仏教信仰に基づいた礼拝対象に属する分野の美術品です。時代が古い程に希少性が高くなり、高額取引の対象となります。
金製品・銀製品
「有事の金」と称されるように、世界経済や情勢の不安定化は金の需要を高めます。現在は特に高水準で取引される分野です。銀瓶等の需要が高い器種や作者によっては地金の価値に大幅なプラスアルファが期待できます。
象牙製品
材質が美しく、加工も容易である為、古来より工芸品の素材として珍重されてきました。全形を維持した牙は「国際希少野生動植物種登録票」を付けなければ、売買・譲渡する事ができませんので、注意が必要です。弊店は特別国際種事業者として登録されています。
その他全般
他にも幅広い分野の骨董品・美術品を取り扱っております。専門分野外となる御品につきましては、しっかりと調査した上で正確なご回答、最善のご提案をお約束させて頂きます。